WEB漫画の「胎界主」が最高に面白いんだが【WEB漫画】【ダークファンタジー】【厨二】
どーも[ぽん]です
ブログ始めて2週間だけど超楽しいんだけどなにこれ。どうすれば面白い文章書けるか毎日考えてる
今回は面白いWEB漫画「胎界主」のお話だー
胎界主は
胎界主は2005年から続いてる長編WEB漫画で、なんとなんとの全話無料で読めてしまう。URLはこちら↓
胎界主は3部構成で、第1部〈アカーシャ球体〉、第2部〈ロックヘイム〉の投稿が終わり、現在作者は第3部の構成を練っている最中とのこと、再開まで3年とか言ってたような、そんで第2部が終了したのが2017年の4月ごろだったから…
本編である胎界主を休止しながら現在は週に一回短編漫画をアップし続けている
再開するのは遅いんだけど普段の更新スピードは本当にえげつない。3日に一回、3ページずつをフルカラーでアップする。週刊連載漫画家もびっくりのスピードである
しかも絵も少し癖はあるけどしっかりと書かれている方だし、絵が汚くて読みづらいということはない。ただし作者がちゃんと健康に生きているかは不明
驚愕のストーリーの作り込み
ざっくり説明すると
「明治から昭和を彷彿とさせる日本のある地方都市『鮒界市』で墓守をしながら『亡くし屋』として過ごす『凡蔵稀男』、彼は世界を変成させる『胎界主』だった。強力な『胎界主』を手にすることで『ソロモンヘイム（人間界）』介入しようと企む悪魔の3派閥（ベール派・ルキフグ派・ベリアル派）は『稀男』を手にしようと、̻刺客を放ち懐柔してこようとしてくる。人、悪魔、妖精、神の存在が複雑に絡み合いながら、『稀男』も世界の覇権を巡る戦いにのみこまれていく』
「は？意味わかんねえんだけど、あほか」
なんて思ったあなたでも大丈夫。3周くらい読んだ僕もわからない。多分完璧にこの漫画を理解してる人はいない
それくらいこの漫画の世界観が凄すぎる。鮒界市、悪魔の住む世界、地獄、異世界と、数々の世界を行き来し、その度に色々な登場人物が増えたり、時々死んだり、登場人物同士が実はつながっていたりと、優に200は超えるキャラクターが登場する
200を超えるキャラクターはそれぞれ派閥やキャラごとに目的があり、それぞれの目的を持つ。それは『一族の繁栄』だったり『自分の派閥のボスの延命』だったり、時には『自らが世界に降り立つために世界を作り替える』だったりする。ちなみに主人公の目的は『自我の礎を作る』である。ここだけ聞くと中二病の重傷者だがこの目的にも理由があったりする
この画像はファンの方が作った相関図なんだけど
絶景である
「もっとキャラ絞れや」って思うかもしれないけどこれでも精一杯絞っている方。それくらい色々な登場人物が覇権を求め争っている
厨二心をくすぐる登場人物の設定がアツい
この漫画の魅力は作りこまれた世界観と厨二心をくすぐる設定の数々だ。
まずこの主人公『凡蔵稀男』の身体能力は一般人レベル。むしろちょっと貧弱。そして大の女性嫌い。全然いいやつじゃない。ひねくれてて嫌な奴
闘い方がすごい。こいつはなんと運のよさで戦う。この主人公は「運ぶ力」を持つ胎界主で、物事を思い通りに”運ぶ”力を持っている。そして自分の中にある一生分の運を好きなタイミングで引き出すことができる。つまり、鉄砲撃ったら絶対相手の急所に当たるし、敵の鉄砲に当たりたくなかったら当たらない
稀男はこの能力を生かして、自分より強い敵と頭脳を使って戦っていく
こいつはルーサーナッチェス。こいつもなかなかの厨二設定を持っている
元々はベール派の悪魔に与していた暗殺者で稀男を暗殺しに来たが結局仲間になってしまった男。めちゃくちゃ怖い父親がいて、よく半殺しにされる
こいつは悪魔との契約者で、身体能力強化の力で戦う。その能力もなかなか面白い。筋力を最大12乗（約4000倍）まで増強できる。ただし能力使用時間は乗数を上げるほどに短くなり、さらに能力使用後の体の硬直時間が乗数のぶんだけ長くなる。最大にまで筋力を上げると廃人化してしまうという能力
NARUTOの裏蓮華みたいですごくロマンがある能力
他のキャラクターの設定は完全にネタバレになってしまうのでここまでにするがこの他にもかなりアツい厨二設定を持ったキャラが数多く存在しているし、厨二の好きな悪魔やソロモンなんてキャラも出てくる
ほんとに超おすすめだから読んで
だいぶ拙筆にはなったけど本当におすすめのWEB漫画、ストーリーも世界観も最高だし是非一度騙されたと思って読んでほしい。タダだしね。（ただし一周読むのにかなり時間はかかる）
この漫画最初にちょっと読んだだけだと意味わからんし気持ち悪いし読むのやめよってなる人が多い（かくゆう僕もそうだった）んだけど、第1部の真ん中くらいまで読んだらかなり面白くなってくるはずだから本当に騙されたと思って一度読んでみて欲しい
では、今回はここで終わりでーす
